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2018年03月30日

千鳥ヶ淵の桜と十二羽の鷹

先日、千鳥ヶ淵の桜を見に行ってきました。今年の東京は開花宣言から満開までがあっという間でした。

千鳥が淵の桜は6年ぶりくらい。前回は夜桜見物でしたが今回は昼間。平日でしたが人が多い多い。

千鳥ヶ淵がお散歩コースという方と一緒だったので撮影スポットなどの解説入りで桜を堪能しました。その方がおっしゃるには「こうやって桜を楽しめるのもあと数年」。そういえば6年前と比べると満開時の圧倒されるような生き物としてのパワーが少し落ちていたように感じました。

桜の高齢化。全国的に問題になっていますね。

千鳥ヶ淵は保存活動が活発で、弱った木にはいろいろと手当をしているらしいのですが。寿命となれば対応にも限界があるのでしょう。

「ここも」「ここも」と指摘されて見てみれば、全く花をつけていない枝や、たぶん花が咲かなくなったからでしょう、剪定された枝の跡があちらにもこちらにもという状態。

海外からの観光客をも魅了する日本の桜ですが、一斉に寿命が来て観光資源としての価値がなくなる日も近いようです。維持にも植樹にも巨額の費用がかかるそうですし。

そんな桜を見ていて中高年の私はすっかり親近感を感じてしまいました。髪だって細くなるもんね。

話は変わって千鳥ヶ淵の公務員宿舎。

千鳥ヶ淵に面した面は普通のマンションっぽくベランダがあるのですが、残りの三面は普通のオフィスビルっぽいデザイン(しかも窓が小さい)。面白いことをしますな。窓を大きくとってベランダを作った方が開放感があって住みやすいのにね。「こんな一等地に格安でぇー!」という市民感情に忖度したんでしょうか。

桜見物の後に北の丸公園の近代美術館工芸館の「名工の明治」という企画展を見てきました。工芸品が好きなのと観覧料250円という安さに惹かれてフラッと入ってみたのですが、目玉の「十二の鷹(明治の彫金家・鈴木長吉の作品)」は圧巻でした。

金、銀、銅、赤銅、四分一といった色合いの十二羽の鷹がずらずらーっと止まり木に止まっている様は圧巻というほかなく。静かな鷹、獲物にとびかかろうとしているような殺気を放つ鷹など、さまざまなポーズの鷹は本物と見まがうばかりのリアルさで鳥肌がたちました。

工芸館の作品展は5月27日までだそうです。機会があればご覧あれ。かっこいいです!

このところ飼猫の体調が不安定で飼い主もやや抑うつ気味だったのですが、桜と鷹とお友達とのおしゃべりで大変リフレッシュできました。気分転換、大事ですね。さあ、がんばるぞー!!
posted by Livingrowth at 16:59| Comment(0) | TrackBack(0) | オフの日常

高齢猫の手術36(便秘?)

3月半ばまで食欲不振と下痢と嘔吐のトリプルパンチでずいぶん心配したのですが、ようやく落ち着いてきた、と、思いきや。

今度は便秘。生まれてからこのかた、うんちは規則正しく一日一回だったのに、今は3,4日に一日うんちをしない日が出てきました。手術後、軟便傾向にあったのでずっとお薬を与えていたのですが。。。今は投薬の間隔をあけて様子を見ているところです。

それと嘔吐の回数がまた増えてきています。今までの嘔吐と違って、「ゼーゼー、ヒーヒー」という喘息のような荒い呼吸ののち、液状のものを少し吐く。気管支か肺に異常があるのか。

高齢になり、体のあちこちが弱っているのでしょうか。一つ収まったと思えば、別の支障が出始めて。その都度、心配と不安でおろおろしてしまう飼い主です。

猫の腎不全にはステージというのがあります。血液検査でわかるクレアチニンの値で四段階に区分します。数字が大きいほど腎臓病が進んでいることを示します。

猫は多飲多尿の症状が出たときはすでに腎機能の3分の2が失われているそうです。ショック。。。。

先日、血液検査をしたついでに先生にうちの子のステージを尋ねたところ、「一概に数値だけでは決められないんですよ」とのこと。なるほど。ただ、数値的にはステージ2の終わり。失われた腎臓の機能が回復することはないので、せめてここで食い止めたい。

2017年春にメディアに取り上げられたラプロスの投薬を始めるか?(このお薬は動物用医薬品として初めて「腎機能低下の抑制」という効能が認められたお薬)。

ただ、直接的に機能低下を抑制するというより、私の理解では、血流を改善したり、炎症を抑制したりすることによって総合的に腎機能の低下をゆっくりにする、というもの。直接というより間接的な効能なんだろうなぁ。。。

うちの子の主治医は積極的に投薬を勧めるというよりも、患者側の要望があれば出すけれど過剰な期待は禁物。まずは食餌療法が大事というスタンスのようでした。

5月に予定している血液検査の結果によっては導入するかもしれません。それまではネットで導入済みの猫(の飼い主)さんからの評価をリサーチしておこうと思います。

下痢止めや吐き気止めのお薬と違って、「機能低下抑制」というお薬は、本当にそれが猫のためかを考えなければなりません。

どの道、寿命は決まっている。そうであるならば、少しでもよい状態を保てるよう輸液でも投薬でもなんでもすればよい、というのも一つの考えです。一方、輸液や投薬で、機能低下して苦しい状態の体のままで生きる時間が少々延びる、というのであれば、悩ましい。

あまり先のことを考えすぎてもよろしくなくて、その都度その都度、懸命な判断をするしかない、のだろうなぁ。



なかなか食べてくれるものがなかったウェットタイプの療法食でしたが、ようやく一つ見つかりました。「フォルツァ10」というイタリアのメーカーが出しているウェットタイプの腎臓病療法食で、ラムとチキンに米が少々。

まず、100gのパウチを8等分して冷凍します。メインはドライですが、横に解凍したウェットフードを皿に入れて出しておく。

最初の5日は出してはカラカラに干からびたものを捨てるという毎日。これじゃあ埒が明かないと思って、6日目にごく少量を私が手で取って、強制的に口の中に放り込んでみました。

口を開けるときは嫌がっていましたが、吐き出すわけではなく、飲み込んでいました。でも、その日は自分から食べに行くことはせず。

変化があったのは7日目。自分から食べに行きました。しかし、8等分したものはあと1個しか残っていない。慌ててネットで購入し、与えてみると、また食べない。また同じプロセスを繰り返し、今度は3日目で自主的に食べ始めました。

この「フォルツァ10」というブランドはグレインフリーなので穀物アレルギーかもしれないうちの子には積極的に与えたいフードなのですが、ドライフードの方は今のことろ見向きもしない。根気強く与え続けてみようと思います。

腎臓病の猫ちゃんの飼い主さんは皆フードの悩みを抱えていらっしゃると思います。通常食からの切り替えがとても難しいので。よっぽど不味いのだろうな。

ただ、猫専門のドクターのブログで読んだのですが、根気よく与え続ける(切り替え期間をしっかり設定する)と9割の猫はほとんどの療法食を食べるのだそうです。たしか切り替え期間は1か月以上と書いてあったような。

なるほど。今までは1週間くらいで諦めてました。食べないと心配になるんですよね。高齢猫の体重減少は寿命に直結するっていうし。それで、食べないよりはましと思って非療法食の缶詰を与えてしまったり。

高齢猫の腎臓病は、死(寿命)が向こうから刻々と迫ってくるようなものなので言いようのない不安とストレスを感じます。うちの子の場合、癌の再発というのもありますが、こっちはもう飼い主には如何ともしがたく、神仏ご先祖さまに祈るしかなし。

すべての猫さんが幸せでありますように。
posted by Livingrowth at 12:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 高齢猫の手術